2014年3月11日火曜日

【新刊情報】3月刊『おねがい勇者(わたし)についてきて? はい/YES』キャラクター紹介!! Part.1

スーパーダッシュ文庫3月新刊『おねがい勇者(わたし)についてきて? はい/YES』がいよいよ3月25日に発売!!!

そこで今回は、この小説の魅力について著者・番棚葵先生と担当Iが徹底的に語ります!!!


★タイトル

担当I:そういうわけでお願いします。
番棚:よろしくお願いします。
I:まずは、この『おねがい勇者についてきて? はい/YES』というタイトルについてなんですが。
番:長いっすね(笑)
I:何でこんな長いタイトルを?
番:この物語では、異世界に召喚された勇者……ではなく勇者に振り回される主人公を書きたかったのですが、その振り回されっぷりを表すためにタイトルに「はい/YES」を使いたかったんです。
I:そうしたら長くなったと?(笑)
番:長くなりました。一度使いたいフレーズを使えたので満足ですが(笑)


★内容

I:この小説の内容を、さくっと教えてください。
番:ヒロインが勇者で、主人公が付き添いです(さくっ)。
I:いえ、もう少し詳しくお願いします(苦笑)
番:そうですね……異世界に勇者としてヒロインが召喚され、主人公がその付き添いで無理矢理連れてこられます。で、「魔王倒してこい」と言われる話です。
I:なかなか王道的な展開ですね。
番:表面的には
I:実際は違うんですか?
番:ええ、変化球が随所にありますよ……オチが特にそうなんですが、これは伏せておきます(笑) 後は、主人公ではなくヒロインの方が勇者に選ばれていますが、このヒロインがまた勇者として頼りにならない。
I:ならないんですか(笑)
番:ならないんです。気弱とかドジッ娘とかそういうわけではなく、前向きで明るい娘さんですが、天然すぎて勇者の自覚が薄いんですよ。なので、主人公が「自分がしっかりしなければ」と苦労する話ですね。
I:他には、この小説ならではの特徴はありますか?
番:そうですね……冒険の舞台となる異世界には、女性しかいません。
I:女性だけなんですか?
番:はい、それがヒロインが勇者として招聘された理由でもあるんですが、魔王が呪いをかけたので世界に女性しかいないようになったんです。
I:それは、主人公からすればナチュラルなハーレム状態じゃないですか、うらやましい!
番:結構大変だと思いますよ、異性しかいない世界って気疲れしそうですし。でも、女性だらけの世界ならはの特典も確かにありますので、その辺はしっかり描いてます(笑)
I:なるほど。ちなみに、魔王退治に出かけるのはヒロインと主人公の二人だけなんですか?
番:いえ、あと二人ほど異世界の地元民である女性キャラクターがついてきます。彼女たちに関してはPart.2で触れることになると思います。


★ヒロイン:神塚茶亜羅

I:ここからは、キャラクターのイラストを公開していきましょう。
番:まずはヒロインである茶亜羅(てぃあら)ですね。
I:すごいキラキラネームですね(笑)



番:直球で可愛いですよね。正統派ヒロインといった感じです。
I:そうですね。なお、イラストを担当してくださった、日向あずり先生からコメントをもらっています。

「茶亜羅は勇者という設定だったので、最初から赤黄色青の三原色でまとめたいと思っていました。
制服のデザインも勇者テイストな制服のデザインにしています。ふわふわ感と勇者っぽさの両方を感じていただけると嬉しいです」

番:出ていますねぇ、ふわふわ感。
I:出ていますねぇ。ところで、この茶亜羅はどんなキャラクターなんですか?
番:天然で、他人に優しく、世話焼きです。特に他人に対して病的に世話を焼きたがりますね。勇者としての使命も「世界に対するお世話焼き」程度の認識です。
I:ははぁ、勇者の使命がえらく庶民的になりましたね。
番:だから主人公が苦労するわけです。
I:なるほど。世話焼きということは、茶亜羅は料理洗濯などもできるんですか?
番:家事は全般できますね。女子力は高い方です、たぶん。ただ、天然なぶん、少し融通が利かない部分があって……その辺は本編でお楽しみください。


★主人公:飛鷹祐司

I:次は主人公の祐司(ゆうじ)ですね。
番:ヒロインの次に主人公紹介するってどうなんですか?
I:その方が見栄えいいじゃないですか(笑)



I:野郎の外見については、語ることってありませんよね。
番:そんなこと言わない(笑) まぁ、目つきは鋭いですが優男じゃないでしょうか。
I:そうですね。この祐司に対しても、日向あずり先生からコメントをもらってますよ。

「普段は茶亜羅に振り回されているけど、やる時はやるというイメージだったので、祐司は少年漫画の主人公のようなイメージでデザインしています。
最初は茶亜羅も祐司のようなマントを装備していたのですが、祐司とかぶったのでポンチョになりました」

I:ほら、日向先生もコメントに困って、後半から茶亜羅の衣装への言及になってます。
番:いやいや(笑) 前半でちゃんと的確なコメントを書いているじゃないですか。
I:ああ、「やる時はやるというイメージ」ですね。これは本当なんですか?
番:ええ、本当です。体張って色々な障害に立ち向かっています。茶亜羅が天然で浮世離れしているぶん、自分がしっかりしないといけない、と思っているので。
I:苦労性の主人公なわけですね。


★最後に

I:茶亜羅と祐司は、異世界でどのような活躍をするのでしょう。
番:二人とも、ただ単純に異世界へ召喚されたわけではなく、その影響で特殊能力を身につけています。それを駆使した異能力バトル的な展開も、楽しめると思えますよ。
I:「も」ということは、それがメインではない?
番:メインではないですね。どっちかというと、異世界日常系というか。ファンタジーを出汁にした、ギャグ+ラブコメが基本になっています。
I:ゆるゆるとした魔王退治が楽しめると。
番:そんな感じです。苦労性の祐司と、脳天気な茶亜羅の冒険譚をご賞味いただければと思います。もちろん、残り二人の仲間の活躍にも注目して欲しいですね。
I:なるほど。では、そちらについてはPart.2で紹介するということで、今回はここまでにしましょう。ありがとうございました!
番:ありがとうございました。


少しずつ全貌が見えてきた、『おねがい勇者についてきて? はい/YES』
次回は残るキャラクター、主人公たちの仲間について紹介します!

Part.2は後日公開!!!